ドーナツの穴

twnovelを元に書いた小文を折本にしたり、EPUBにしたりします。うろ覚えな話もします。

映画「裏切りのサーカス」感想

詳細

▼今回は、こちらです。

【概要】
東西冷戦末期のスパイ戦を背景に組織内の二重スパイをあぶりだすミステリー。
ゲイリー・オールドマン主演、人気俳優のベネディクト・カンバーバッチも出演している。

ネタバレなし

たまには人気作もやろうということでトーマス・アルフレッドソン監督のスパイミステリー「裏切りのサーカス」です。
たくさんの方がブログに紹介されているので、ご存じの向きも多いかと思います。
ルフレッドソンは「ぼくのエリ 200歳の少女」も監督しています。

クローバーフィールド」のマット・リーブス監督による米国リメイクも ある人気作です。主演は「キック・アス」のクロエ・グレース・モレッツが務めています。

ネタバレあり

TTSS description

▲こちらのサイトに「裏切りのサーカス」の詳細な解説があります。


これ以上、何も足す必要はないと思いますが、日誌的な記事ですので私見を述べたいと思います。

 

面白いです。

死人は出ますが、派手なアクションシーンはなく、非常に地味な作品です。前半は、人間関係や過去の事件、状況の把握に苦労するかもしれません。

スパイ戦の構図は単純でロシアがイギリスを騙してアメリカから情報を引き出していた。それだけです。しかし、登場人物間のゲイ関係がトリックとなり、見えにくい仕組みになっています。

この点になかなか気付けなかったため登場人物の行動に疑問や不明点が拭えず、理解に苦しみました。

登場人物の行動が恋愛に支配されるという構造は何がしかの暗喩ではないかと推測しますが、それを具体的に補完することはできませんでした。

 余談ですが、スマイリー(ゲイリー・オールドマン)が泳いでいる池はゲイが集まることで有名なハッテンバらしいです。ゲイのギラム(ベネディクト・カンバーバッチ)との会合場所に指定したのは「きみを理解しているよ」というサインだったのかもしれません。
その後、容赦なくギラムを利用するわけですからスパイは怖いですね。

中庭の建物や書類保管室は、ほとんどCG合成らしいです。
屋外撮影とスタジオ撮影の完全な融合を果たしたギャスパー・ノエの功績がクラシックな作品にも生かされているのは感慨深いです。

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